dasstyのしごとについて
そもそもわたしは、15年くらいコックだったんですよね。本当未成年の時から。
なんでwebライターになったかというと、きっかけはやっぱり子供が生まれたからで、でも1人目が生まれたあとは保育園に預けてやっぱりコックのアルバイトやってたんですよね。
でも2人目を妊娠して7ヶ月目、来月いっぱいで産休に入ろうとしていたころ、
「あれ、そろそろ厨房きついな」
なんて思ってたら、店長に
「今月いっぱいで閉店します」
とか言われちゃって、残り14日で職なしになっちゃったんですよね。
しかも、その女店長の言い方がね、
「実は〜、わたし、来月から別店舗に転勤になっちゃったんです〜」
から始まって、スタッフたちは、「え〜そうなんですか〜寂しい〜」とかなんとかいうじゃないですか、
でそのあとに、
「あ、このお店、今月いっぱいで閉店なんですよ〜」
とか言うもんだから、皆唖然ですよ。
そんな、こっちの仕事がなくなるってのに、あんたの転勤話とか本当にどうでもいいって話で、ダイニングバー店長経験者の私から言わせると、っていうか誰にいわしても「アホ?」
って流れでした。
なんかブログ2記事目で愚痴みたいになったんですけど、これは笑い話です。
しかも、これを機に、結果的に私が事業興すことになったので、まあこれも縁かなと思ってます。
そんな感じで2人目出産前〜産後半年くらいまでは、いわゆる「ママライター」として頑張りました。
クラウドワークスに登録して、1から勉強です。
時間だけはあったので、とにかく経験。
するとそのうち安定して仕事をもらえるように。
けど、そうこうしているうちに、
「もっと効率的に稼ぎたい」
という思いが。
だってママライター、どんなに頑張っても文字単価2円が精一杯なんですよ。
なので、1つの案件を他のライターさんに振り分けて執筆してもらい、私はその原稿を校正・編集・入稿するという作業にシフト。
そうすると、自分で記事を書く手間がなくなるんですよね。
一見ずるいんですけど、案件は自分で取ってきてるし、ライターさんにもきちんと報酬をお支払いして、数回スクリーニングをかけた記事を大量に納品できるから、皆がハッピー。
そうこうしていると、以前定期的にお仕事をくださっていた個人事業主のS氏(のちに企業化して社長さんになってました)から、
「妻の働いている会社のキュレーションサイトに紹介しましょう」
と提案してくださいました。
このとき、ネット業界はつながりが大事だなあと実感、真面目に書いてきてよかった〜と思いました。
そのクライアントさんから毎月50本のご依頼をコンスタントにいただいて、コックのアルバイト時代に必死にやって8万円稼いでた主婦が、売り上げでいうと40万以上あげちゃったんですよね。
案件はこれだけでないので、トータルで50万超えることも。
誰にも言ってないですけどね。
ここからライターさんに支払う報酬を引いた額が自分の報酬です。
しかしもちろん、クライアントさんが永遠に取引してくれるわけではありません。いきなり「来月から仕様が変わって〜なので今月いっぱいで〜」とかいわれることもあって、そうなると、困っちゃいます。
というのも、わたしの働き方のコンセプトは何より、
「子供優先、そんなに報酬いらないから、ゆるくやっても、一般よりもちょっと多めにもらえたら最高」
だから。
なので、営業ガンガンかけて、できるだけクライアント増やして、事業拡大して…なんてみじんも思ってなくて、
「最低2件ほどのお取引様と、継続的にじわじわやっていきたいな♡」
というのが理想なんですね。
平日の子供の保育園のイベントとか絶対行ってあげたいし、子供の急な発熱のお迎えも飛んで行ってあげたいから。
だから、急に契約打ち切られるととっても困る。
まだまだこの事業も駆け出しで、ネットワークを作っている段階なので、「なにかしごとありませんか〜?」って声をかける先方さんもなかなかいないんですね。
と、いう感じでがんばってます。笑